
最近話題の火入(加熱処理)をしていない、しぼりたての生しょうゆ。二重構造の「やわらか密封ボトル」が使いやすくてすっかり我が家の定番となりました。
ボトルを押すとしょうゆが出て、戻すと止まるので、一滴から欲しい分まで、自在に調節でき、注ぎすぎることもなく使いやすいですよね。
最初から最後まで容器が変形しないので、使いやすさが変わりません。
で、前から気になっていたこの構造はどうなっているのかを・・・。ちょうど醤油が無くなったので分解してみました。
空気に触れると酸化してしまうので、容器が空気が入らないように潰れて行くのが一番なのですが、そうすると容器が変形していくので使いづらいですよね。
そこで外側はそのままで中身の容器が潰れていく構造になってます。

カッターでカット

解剖しているみたい。中にもう一つ袋がありますね。

中の袋はビニール袋のように柔らかいです。

ちょっと醤油が残っていますが、これが醤油袋です。

中の醤油袋ですが、両端が外側の容器に密着されています。

醤油袋に麦茶を入れて見ました。
醤油が満タンだと膨らみますので外側の容器に密着する感じになります。

キャップの内側には丸い穴が見えると思いますが、
醤油が出た分だけ、この穴から空気を取り込むような構造になってます。
醤油が出る部分も工夫が施されている感じですね。
ボトルを傾けるだけで、ポタポタと落ちる仕組みも素晴らしいですね。

赤い矢印が空気取り入れ口で、青い矢印が醤油の出る流れです。
醤油が出ていく分、空気が別空間に入っていき、醤油の袋を空気で圧縮していく構造です。
うーん、簡単なようでいて、よく出来ていますよね。

楽しめました(^^)
そのまま傾けても醤油がドバっと流れない構造になっており、押して醤油が出た分だけ、空気が外側ボトルの中に取り込まれて醤油袋を圧縮し、醤油袋に空気が入らないような構造になっていることがよく理解できました。
この記事へのコメント
いっぷく
容器が複雑そうなのでどうしてこんな作り方なのだろうと
思ってしました(笑)
いろいろ考えられているんですね。
kinkin
Cedar
ys_oota
Hide
中は一体どうなっているのか?いつか分解して、と思って
いましたが・・・ありがとうございました!こうでしたか。
アマニ油も、この作りでした・・・
ワンモア
こんにちは。先達の発明と努力はスゴイですよね。
そしてその後、類似品が・・・(笑)
☆kinkinさま
こんにちは。そうなんです。卓上に置いていても便利ですよねこれ。
☆Cedarさま
こんにちは。あ、そうなんですか。大量に使うと空気が入る音なんでしょうか(^^)。
☆ys_ootaさま
こんにちは。分解シリーズにして続けていきたいと考えてます(^^)
☆Hideさま
こんにちは。油は特に空気に触れるのを嫌がりますから、このタイプ良いかもですね(^^)
caveruna
うちだけですか?(笑)
いちいち気になるので、それが理由で最近は買っていません(笑)
ワンモア
こんにちは〜。えっ?そんなに音します(笑)?私はあまり記憶がないのですが、押す時の力加減とか、量とかなんでしょうかね。空気を中に取り込むのでその音なんだとは思いますが。
そう言われてみれば、ちょっとずつしか出していないような気がしてきました(^^)